全力バレット

ラティオスとハッサムが好きです。

レギュD有限サイクルハッサム軸について

イカタコです。
今回は、僕がSVのランクバトルで使ってるハッサム軸のことについて書きたいと思います。
ハッサムが好きな人とハッサムを軸として活躍させたい人向けの記事なので興味のある方だけ読んでください。
レギュレーションD環境を想定しての紹介になります。
あまり文章を書くのは得意ではないので読み辛かったらすみません。

↓とりあえずサムネ

【目次】

ハッサムの性能

・レギュD環境におけるハッサムの立ち位置

・オボンの実ハッサムの紹介

・オボンの実ハッサムの動かし型

・オボンの実ハッサムと組ませたいポケモン

・オボンの実ハッサムを軸にした有限サイクルの長所と短所

ハッサムの性能

見ての通り500族と数値は低めです。
攻撃が130と高く、防御も100あるので一見硬そうに見えますがHPが低いので物理方面も特別高い訳ではないです。
ハッサムの強みは弱点が炎しかない耐性の偉さと、先制技のバレットパンチと対面操作技の蜻蛉返りをタイプ一致で打てるところだと思います。
テクニシャン補正でバレットパンチの威力が60になるのも偉い要素です。

・レギュD環境におけるハッサムの立ち位置
シーズン8の使用率TOP30を見ると、炎タイプのポケモンヒードランとイーユイしかおらず、水タイプ、水テラスが強い環境なので炎技の採用率も低くハッサムにとって追い風の環境となっています。
S8のハッサムの使用率は23位で割りと順当な位置かなと思います。
トップメタのハバタクカミ、パオジアンにタイプ上強いけど、数値が少し低いのでこのくらいに順位に落ちつくのも頷けます。(ミトムと似てる)

・オボンの実ハッサムの紹介
いつも使っているハッサムの調整を紹介します。

ハッサム@オボンの実/意地っ張り
特性:テクニシャン
テラスタイプ候補:鋼、悪、炎水辺りに耐性が付くもの

177(252)-169(28+)-146(204)- × -103(20)-83(S27個体)
バレットパンチ/蜻蛉返り/泥棒/剣舞

〈調整〉
HB:特化珠ミミッキュのA↑2テラスタルシャドークロー確定耐え
HD:特化サーフゴーのシャドーボールをオボンの実込みで2耐え
A:無降りミミッキュ確定+α
S:ブリガロン抜かれ(ここは好みになります。)

↓追記で他のポケモンへのダメージ等も書いておきます。
A:剣舞バレットパンチがH振りカイリュー確定2発(羽休めで受からない)
      剣舞鋼テラスバレットでマルスケ残ってるH振りカイリューを確定2発
      剣舞泥棒でH振りサーフゴーが確定1発
HB:パオジアンの特化噛み砕くをオボンの実込みで2耐え

↓調整はぴちさんが考えたものになります。
くまさんだー【S8/最終22位】 | BULLET THE WITCH (masterduel-deck-lab.com)

オボンの実である理由は場持ちを良くするためです。サイクルのクッションはHPが1でも残ることが大事でハッサムには先制技バレットパンチがあるので、より生存することが大事になります。
調整は好みで良いと思いますが、この調整は攻守共にバランスが取れていてとても使いやすいので、調整分からない人はとりあえずこの配分で使ってみてください。
ハッサムといえばサイクルのイメージですが、この型のハッサムはサイクルもできる対面寄りのポケモンになります。
テラスタイプに関してですが、炎技打ってくるポケモンが現環境は少なく、バレットパンチのリーチ伸ばしたり、飛行テラスカイリューへの耐性を考えると現状は鋼が一番良さそうです。
技構成はバレットパンチ、蜻蛉返り、剣の舞は確定で、泥棒、インファイト燕返し辺りの選択になると思いますが、個人的には泥棒を推したいです。
理由としては対面のカイリューサーフゴー、サイクル戦でサーフゴーに隙を見せないようにするためです。クッションがサーフゴーに弱いと、サイクル戦も対面での殴り合いも弱くなってしまいます。(パーティにイーユイとかが入っていれば話は別になります。)
プラスでオボンの実を食べた後に相手の持ち物を奪えるのも泥棒の良さです。
カウンターは噛み合いにしかならないので、安定性を考えるとこの型ではオススメできないです。
ゴツメハッサム、チョッキハッサムはどちらかというと補完として使われる型になると思うので、このクッションハッサムとは全く別のポケモンになります。

・オボンの実ハッサムの動かし方
ハッサムを軸にした場合、ハッサムが前のめりなポケモンなので攻める姿勢が大事になります。
この型のハッサムは初手に投げても、相手に全く圧がかからないので基本的には後発から出すポケモンになります。ただしマスカーニャキョジオーンみたいな展開構築には後手に回らないように初手から出す場合もあります。
サイクル戦においては、蜻蛉返りやボルトチェンジからの引き先、不利対面ができたときの引き先として使い、対面構築に対しては詰めで最後に殴りあってもらうイメージです。対面構築でもミミッキュやパオジアンに対してクッションになってもらう場合があります。
サイクルできるといっても有限サイクルなのでハッサムの後出しは基本1〜2回しかできません。そのため素早さが速く火力のあるポケモンと組ませ、こちら側から相手のサイクルを崩すことが理想になります。
ハッサムは相手の行動を読んで動く択製造機ポケモンと思われがちですが、ハバタクカミどうせ引くし蜻蛉返りを押したろ〜みたいな行動をすると突っ張られて負けに直結してしまう可能性があるため、実際は安定行動をすることが凄く大事です。
サイクル戦をしてると最終的にどうしても択が発生してしまう場合があるので、その時は択に勝ちましょう✊

・オボンの実ハッサムと組ませたいポケモン
まずこちらのペースで試合運び出来るように、対面操作できるスカーフポケモンを採用したいです。
条件としては、スカーフ蜻蛉返りorボルトチェンジ+ハッサムでパオジアンに勝てることが必要となってきます。パオジアンの技が一貫しないようにすることも大事です。(テラバーストは除きます。)
この動きをとることでハッサムのHPを温存しやすくなり、パオジアンの氷柱落とし怯みや絶対零度による運負けのリスクを減らすことができます。
またハッサムは連撃ウーラオスに弱いので、スカーフ枠は連撃ウーラオスにも強い方が良いです。 
候補としてはサンダー、霊獣ランドロス、マスカーニャゲッコウガあたりになると思います。
その中でも相手の裏にも飛行技が一貫しやすいサンダー、ランドロス(テラバースト)が最有力候補になると思います。
ミトムは鬼火やトリックで器用な動きができるので可能性を感じますが、霊獣ボルトロスはパオジアンに悪技を押される可能性が高く、技が一貫してしまうので厳しいかもしれません。
次に欲しい枠として、相手の構築を崩していけるポケモンが欲しいです。よくハッサムと一緒に採用されてるのはカイリューガブリアスが多い印象です。鋼とドラゴンの組み合わせは相性補完に優れているので、ハッサムでサポートしながら鉢巻などの超火力で崩しを行うのがオススメです。特殊だと素早さが速く火力の出せるハバタクカミ、テツノツツミなどが候補になってくると思います。
この枠も連撃ウーラオスに強めのポケモンを採用したいです。ハッサムはとにかく連撃ウーラオスがきついので、他のポケモンを連撃ウーラオスに強めのポケモンで固める必要があります。
スカーフ+ハッサム+崩しの選出を基本としたいですが、実際には思い通りに動かすのは厳しいのでこの3匹できつい並びやポケモンに対する補完を考えると、ある程度まとまった構築になると思います。
実際きついポケモンになりがちなのが、地面タイプのポケモン(ディンルー、ランドロスカバルドン等)とハッサムの天敵イーユイなので、水タイプで火力のあるポケモンと突撃チョッキを持ったポケモンを採用すると動かしやすくなります。

・オボンの実ハッサムを軸にした有限サイクルの長所と短所
このオボンの実ハッサムを軸とした有限サイクルの強みは、自分から攻める構築なので、相手に試行回数を稼がせずに運負け要素を減らすことができ、速いポケモンと先制技で上から殴ることにより狙ってなくても自然と運勝ちをしやすくなることにあります。
しかし全対応可能な構築ではないので、攻め切れずに受け切られてあぱーとか、逆に受からなくてあちゃーみたいなことがたまにあります。(語彙力なくてすみません。)
S7ではこのような構築の組み方で最終日前日まで勝率8割を維持出来ていたので、選出の理解と練度が上がってくれば上位帯でも戦える構築になると思います。

長々と書きましたが、少しでもハッサムが好きな人や使ってみたい人の参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m